2004年08月10日〜15日

 カンボジア王国(前編) 

2004年08月10日、朝3時に自宅出発、一路成田に向かう。
6時過ぎには空港近くに来たので、酒々井サービスエリアで一休みする。その後7時近くに駐車場に車を預け、成田第2ターミナルへ到着。
今回は10時30分発のベトナム航空VN951便に搭乗予定だが、チェックインは8時頃からなので、ひとまずラウンジで一休みする。
8時にカウンターを見に行くとチェックイン開始、早速チェックインてボーディングパスを貰う。
朝食を摂り、9時過ぎに出国手続きに向かうが、やはりお盆休みでかなりの人が並んでいた。
出国後は何時ものように煙草を購入し、指定ゲートに向かった。
今回の飛行機はB777、掲示板では10分早く出発予定だったが、実際の出発は10時40分位になった。
搭乗してみると、全然人が乗って居ない。水平飛行に移ると、肘掛けを上げ暫く熟睡した。
飛行機は14時40分予定より10分ほど遅れて、ベトナムはホーチミンに到着した。
タラップを降り、バスでターミナルへ、その後トランジットの手続きをして出発ロビーに入った。
次の飛行機は16時30分発VN829便だ、1時間ほど免税店をウロウロしたが、疲れたので待合室で休憩。
15時50分に搭乗ゲートに行き、又バスで飛行機に向かう。
今度の飛行機はA320だ、出発前まで相変わらずコクピットのドアは開いたままだった。
定刻より早く飛行機は動きだし、タクシーからそのままテイクオフした。
あっ、と言う間に水平飛行に移り直ぐに着陸態勢に入る。降り出すと雲の間に湖の様な物が見えた。
カンボジア王国シェムリアップには定刻17時30分より早く到着した。
又タラップを降りて行くと空には大きな虹が出ていた。歩いてターミナルへ入り、入国審査所に並ぶ、今回はヴィザが必要だったので、東京から取得していった。
入国審査の前には、ヴィザの発給所が有るが、そこに並ぶ人もかなり居た。
入国審査官にパスポートを渡すとじっくりと見られた。パスポートの出入国印を暫く見ていた。
審査台の上にはタオルが置いて有り、何かと思っていると、突然頭に水滴が落ちた来た。雨漏り?対策用だったようだ。
入国印を押され、荷物をピックアップして税関を通り外に出ると、迎えの業者が来ていた。
荷物を預け車に乗り込むと女性が乗っていた。同じホテルに泊まるそうで、翌日も一緒の行動をするとの事だった。
ガイドはチュンさんと言う人で、かなり若い感じの人だった。
車は一路ホテルに向かって走り出した。走ること20分程で宿泊先のサリナホテルに到着した。
チェックイン後、今晩の夕飯はホテルで食べることにし、クーポンを貰う。女性は町に出てみると行って別れた。
部屋に入り早速夕飯を食べに降りた。このホテルは3階建てでエレベーターは無い。私の部屋は2階だった。
夕飯も済み、今朝も早かったのでお風呂に入り休もうと思ったが、お風呂に行くとバスタブの栓が無い…
フロントに電話して対応して貰うと、他の部屋から持って来て取り付けていった。
お湯の栓を捻ると、最初熱いのが出るのだが、直ぐに水になってしまう。その日は我慢してそのまま入り、疲れていたせいか直ぐに寝てしまった。

8月11日朝7時起床、7時30分に朝食を摂り、準備をして8時にフロント前に行くと、昨日の女性とチュンさんが待った居た。
早速車に乗り込み、最初に向かったのはアンコールトム、これも車で20分ほどの距離だった。
最初にゲートが有り、ここで写真を渡して3日間のパスを作って貰う、パスを首にかけると次はパスの確認をする人が居た。
走り出した車が暫くすると左折、そして右に曲がって少し行くと、右手にアンコールワットが見えた。
前をそのまま通過し、暫く走るとアンコールトムの入り口、死者の門の前で停止した。
後ろには象乗り場がある、そして正面にはお堀をまたぐ、そして死者の門が有る。橋を渡り、死者の門をくぐると又車に乗り、一路バイヨン寺院に向かった。
ここからはひたすら歩き、先ずバイヨン寺院に足を踏み入れる、ちょうど入ったときは韓国人の団体が一緒になり、見る先々に大勢の人が居た。(写真1
第一回廊()をグルリと廻り、中に入り第二回廊に上がる、写真でよく見た観世音菩薩の顔が間近に見えている。
中央祠堂で暫く自由見学、第二回廊をグルリと巡ってみた。()その後バイヨンを出て、歩きでバプーオンに向かう。
バプーオンは現在修復工事中で中には入れない、横には王宮の城壁が続いている、そのまま王宮への道を辿ってり、城壁を潜ると、そこにはピミアナカスが有った、此処も又上ってみる、窓からは男池が見えている。
一周して下るが、とにかく階段がまるで梯子のような階段だ。(ピミアナカス
ここで、今日のツアーを一緒に廻っている、新潟の佐藤さんにアイスをご馳走に成ってしまった。
そして又歩いていくと、王宮の塔門を潜り、象のテラスに出た。(
一旦象のテラスから道路に出て、ライ王のテラスに向かう、此処は迷路の様な中に彫刻が施されている。
テラスに上がるとそこにはライ王像が有る、しかしこれはレプリカで、本物はプノンペンの博物館に有るそうだ。(言葉の聞き違いでライオンのテラスと思い、ライオンの彫刻を探してしまったが、ライ王で王様のテラスだった。)
そして、此処で午前の観光は終了し昼食に街に戻る、昼食後はホテルに帰り、午後3時に迎えに来て貰う事となった。(カンボジアでは昼休みは長く取るとチュンさんが言っていた。)
私はホテルの昨年出来たプールで一泳ぎして汗を流した。(
3時前にロビーに行くと、佐藤さんとチュンさんがもう待っていた。
早速車に乗りアンコールワットに向かうことになる。しかし、空の様子は大分おかしな感じに成っていた。
ゲートを潜り、パスの確認を終えアンコールワットの環濠が見える頃にはスコールになった。
アンコールワットの正面で暫く雨が通り過ぎるの車の中で待ち、小降りになった所で車を降りた。
大きな環濠の所には子供達が居る、そして西参道正面から橋を渡り西塔門を目指す。
橋の途中で又雨が降り出し、何とか西塔門に駆け込んだ。中は人でごった返して居る。
向かって右側の回廊に行くと、そこには仏像が有り、地元の人が何かお祈りを始めるところだった。
そこはデバターのギャラリーと言われる所で、暫く中央祠堂を雨の中で見ていた。
先程の地元の人達が音楽に合わせてお祈りを始めた。
その頃雨も小降りになり、いよいよ中央祠堂を目指して歩き出した。
経蔵を超え、道を左に取ると聖池の前に出た、此処は一般的にアンコールワットの写真として出てくる所だった。此処で勿論記念撮影、しかし雨が又降り始めた。
又雨が小降りになり寺院横の飲み物、おみやげ物の屋台を過ぎると、大きな木があり、その木には猿が2匹いた。
暫くすると2匹の猿は下に降りてきてゴミ箱を漁っていた
芝生の中を歩き、いよいよ第一回廊に入る、第一回廊は各種のレリーフが残って居る。
現在は触れないようにロープで囲って有るが、人が沢山触ったらしく、下の方は黒光りしていた。
中にはこんな所が光るデバダーも有った。(あっ、私は触れませんでした。)
第一回廊の外側に向いたは、長年放置されていたため雨などで大分浸食されていた。
そして、第一回廊を一周して、急な階段を上り第二回廊へ上がる。
第二回廊からは中庭の様なところへ出て、直ぐに最後の第三回廊へと上がる、これが又梯子のような階段で、手摺りもなく階段の幅も足の横幅程しかない。
登り切ったところで振り返ると、遠くに西塔門が霞んで見える。手摺りも柵も無い所で記念撮影
第三回廊に登り切ると又雨が降り出した。中央塔も雨の中だった。
ここから降りるには、手摺りと整形された階段のある一カ所だけなので、そこは行列になっていた。
他の階段からも下りても良いのだが、流石に滑りやすく急なので待つことにした。
私の降りる順番が近づいた時、前にいた韓国人のおばさんは一段下りると直ぐに上に戻って来てしまった。
何とか下まで降り、第一回廊の前の十字回廊に行くと、有名な日本人の落書きが有った。
小降りの雨の中、西塔門テラスに出て、階段を下りたところで記念撮影した。
本日のその後の予定はアンコールトム近くのプノン・バケンからの夕日のアンコールワット見学。
しかし、雨の影響で時間は遅くなっている、上がっても見られるかどうか分からない。
一応プノン・バケンに行くと、係員が今日はもう上げないと言っている。
6時で終了だと言うのだが時間は5分前。ガイドのチュンさんが10分で戻るからと交渉していると、外人の二人組は諦めて戻って行った。
しかし、何とか交渉成立急いで登り出すが此処は本当に岩場を上って行くところだった。
何とか頂上に着き、主祠堂を目指して上がる、此処も3層の基壇で急な階段に成っている。
主祠堂にあがり廻りを見ると、天気が良ければかなり遠くまで見える感じがする。
振り返って見るとアンコールワットが霞んで見えていた。明かりも無い場所なので慌てて下山を始める。
何とか暗くなる前に降りることが出来た。
こうして見学は終了、最後は街のレストランで宮廷舞踏を見ながらの夕食となった。
食事はバイキングで種類は沢山有った。席の下には猫が来ていた。(世界の猫参照)
夕飯を食べホテルに戻り、お風呂に入ろうとしたが、やはり最初が熱くて直ぐに水に成ってしまう。
フロントに電話して苦情を言うと、係の人間が来て確認すると、結局部屋を変わる事に成った。
今度の部屋はプールが見える部屋だった。何とか熱いお風呂に入るが、体を洗いシャワーで流すときはもう水しか出なかった。
それでも、熱いお風呂を貯められるくらいの時間は出ていたので気分的には楽だった。
こうして、ひたすら階段の上り下りと徒歩で疲れ、翌日も4時半起きなので、その日も早く寝ることにした。

8月12日朝4時30分起床、5時にロビーに下りるとチュンさんが待っていた。
佐藤さんは私より1日短いツアーなので今日からは別行動になる。
早速車に乗りアンコールワットの夜明けを見に行くことにするが、ゲートを超えた頃て環壕の前に来ると、沢山の観光客が待っていた。
懐中電灯を頼りに西塔門に向かう。中央塔に向かい場所を確保して日の出を待つ。徐々に廻りが明るくなるが、空は雲に覆われている。
日の出は6時頃だと言うが6時を過ぎてしまった。結局明るくなった中を残念な思いでホテルに帰ることにした。
次の出発は9時と言うことで、朝食を摂り、朝の街に出てみることにした。
ホテルは国道6号から400m程入った所に有る。国道に向かって歩き出してみると、廻りは結構風俗店の様な所が多かった。国道に出てみてもちょっとした道路、これが国道という感じだった。
オールドマーケット側まで行き、時間がないのでホテルに戻った。(屋台米屋
9時にロビーに行くと相変わらずチュンさんは先に来ていて待っていた。直ぐに車に乗り込み出発した。
今回はシェムリアップ郊外にある車で2時間程の所にあるクバール・スピアンと言うところが目的地だ。
車で暫く走ると、スラ・スランの前を通り過ぎ、最初の遺跡プレ・ループに到着此処も大きな三層の遺跡で上に登ると遙か彼方にアンコールワットが見えた。
見学を終え郊外に向かって走っていく、暫く走りバンテアイ・スレイの先にトイレが有り、此処で小休止した。そこからは赤土の未舗装路に入った。未舗装路からの目的地までは16キロ程なのだが、道は広いのだがそこかしこに水溜まりが有り、走れる場所は1車線しかない状態で1時間ほど掛かって目的地に到着した。
しかし、ここからは山を40分程登ることに成る。さほど急では無いがダラダラと登って行く。途中には蟻塚も有った。
何とかクバール・スピアンの到着した。滝の上流には200mに渡り砂岩の川底川岸に神々の彫刻が施されている。ここはシェムリアップ川の源流と成っている。
又40分かけて下山し、駐車場前の売店で本日はお弁当のお昼と成る。このお弁当が何とトンカツ弁当。
嬉しいような、何か違うような気がした。
昼食後、今来た道を戻ってバンテアイ・スレイに到着した。此処は東洋のモナリザと言われるレリーフが有るが、今は修復工事中で近くに行くことは出来なかった。
次に行ったのは東バライに有る東メボンだった。此処は元々貯水池だった所で池の中央に有った遺跡だそうだ。中段には象の像が4隅に有る。
ここからは大変だった。一つの遺跡の見学が終わると車に乗るが、走ること長くても5分位で次の遺跡に到着する。そして歩く!!階段の上り下り…
先ず到着したのはタ・ソムで此処も正面の門は修復中だ。本殿入り通り抜けて東塔門を出て振り返ると凄い状態に成っている。此処は入り口に戻り車に乗り込む。
次はプリア・カンに到着した。此処は東入り口から入る。長い道を歩いて東正面大門に到着した。中に入ってみると、此処はかなり崩壊しているところが有る。そのまま通り抜けるとリンガの並ぶ参道に出た。
次に行ったのはプラサット・クラヴァンで全てが煉瓦作りの遺跡だ。次が最初に通ったスラ・スランで此処は王の沐浴のための池と言われた。スラ・スランの道の反対にはバンテアイ・クディが有る。
そして最後はニャック・ポアンに行った。此処は絡み合う蛇(ナーガ)の意味が有る治水信仰の場で有るという。流石に疲れていたが、チュンさんに聞かれて、最後まで見ることにした。池に囲まれた中央祠堂にも行って見る。その四方に小池が有り、その4つの小池にはそれぞれ人の頭部ライオンの頭部馬の頭部象の頭部が有る。象の頭部だけが中央池からの水が少し出ていた。
こうして最後の遺跡を見学し、ホテルに戻ることにした。
ホテルには夕方4時頃到着し、夕飯は6時過ぎに迎えに来て貰うことにして、又一泳ぎした。
夕飯を食べに行くと佐藤さんが居てベンメリアに行ったそうだ。明日の朝がアンコールワットの夜明けの予定だそうだ。見られなかったことを話した。食事が終わり、ホテルに帰り、夜の街へ出掛けると風俗店の明かりが怪しく灯っていた。ガソリンスタンドのコンビニでヨーグルトを買いホテルに戻り、お風呂に入ると早朝からの疲れが出て、直ぐに眠ってしまった。

 戻る